2006年 11月 15日
それゆけキノコ狩り、の巻 |
萌えスレ6日目 372氏から電波を拝借。
「紅葉が綺麗ですね・・・」
「そうだな、これは凄いや。」
見渡す限りの紅葉、山々が赤に黄色に、鮮やかに彩られている。
俺達は連休を利用して、キノコ狩りに来たのだった。
「へぇ、なんかアタシ達の髪の色みたい。」
「テニアちゃんは赤で、私が黄色かな。」
テニアとメルアも直に紅葉を見るのは始めて、結構はしゃいでいる様子。
うん、最初は高校生が紅葉鑑賞兼ねてキノコ狩りってどうよ、と思ったけど
これなら多分大丈夫そうだな。
「それよりさー、マツタケって採れるかな。」
「テニアちゃん、それは無理があるんじゃないかな・・・」
「テニアらしいと言えばテニアらしいわね。」
「むぅ、なにさ。もし採れるんならそう言うの欲しいじゃない。」
「ははは、まぁテニアの言う事も一理あるけど。」
あーだこーだと騒ぎながら目的地に到着。
係のおじさんに一通り説明を受ける。
「・・・と、言う事です。
毒キノコが混ざってると大変なので、採ったキノコはちゃんと私らに見せるようにして下さい。」
他に質問はありますか、と問われると元気よく伸びる手一つ。
「はいはい!マツタケは採れますか!」
・・・恥ずかしくて顔から火が出そうです。
横を見るとカティアも呆れ顔、メルアは溜息をついていた。
が、おじさんは呆れる素振り一つ見せず
「はっはっは、ええ、松茸も採れますよ。
中々見つけるのは難しいけどね、お嬢ちゃん達はかわいいから
マツタケの方から寄ってくるかもしれんね。」
「ホントですか、よーしアタシ頑張る!」
まぁ、元気なのは良い事だよな。
そんなこんなで散策開始、えーとコースはっと・・・
「よーし、行くよメルア!目指せマツタケ!」
「テニアちゃーん、待ってくださーい!」
「え?」
「ちょっと、二人共!」
・・・行ってしまった。
げ、元気なのは良い事だよなぁ?
「何だかやたら張り切ってるな。」
「もう、仕方ないなぁ・・・私達も行きましょう。
あの子達、迷わないと良いんだけど。」
「一応コースみたいなのもあるから大丈夫だと思うけどね。」
意図せずしてというか何というか、二手に別れて散策開始。
・・・結果的にカティアと二人きりになれた訳だし、それなりに頑張るとしよう。
二人が出発して、数分後。
ガサゴソ「・・・テニアちゃん、二人共行きました?」
ガサガサ「うん、行ったよ。」
草陰から現れたのは先行した筈のテニアとメルア。
「あのくらいしないと一緒に行くつもりだったろうしね。」
「二人らしいと言えばらしいんですけど・・・そんなに気を使ってくれなくて良いのに。」
「気を使うっていうか、二人きりになるとかそこまで気が回らないだけだと思うよ、アタシ。」
「・・・そうですね。」
はぁー、と同時に溜息一つ・・・とそこで
「あれ?テニアちゃん、背中に何かつい、て・・・・る・・・・」
「え?何々?」
テニアの背中に付いていたのは、節足動物門鋏角亜門クモ綱クモ目(真性クモ目)に属する動物。
要するに蜘蛛である、その蜘蛛が
こんにちわ、ボク蜘蛛のくもっくです。
と、挨拶したかどうかは知らないが
「「―――――!?!??!!!」」
返事の変わりに二人の悲鳴が上がった事だけは確かである。
「なぁ、今何か悲鳴みたいなの聞こえなかったか?」
「ううん、私は何も・・・気のせいじゃないですか?」
「かなぁ。」
統夜と二人で散策中、意外とキノコも採れて順調順調。
「カティア、そこ段差だから気をつけて。」
「はい。」
統夜は歩調をこちらに合わせて転んだりしないように気を使ってくれている。
暫くサクサク、と二人で落ち葉を踏みしめる音だけが響き渡る。
・・・やっぱり、二人っきりって良いな。
前を歩く統夜の背中を見ながらそう思う。
何かをされたり、逆に何かをしたりするつもりもないけれど。
それでも二人きり、というのはそれだけで嬉しい物なのだ。
・・・もしかして、テニアとメルアに気を使われたのかな。
「何か機嫌良さそうだな。」
「え?」
と、そこまで思い至った所で統夜から声が掛かる。
「何か嬉しそうと言うか、楽しそうだったから。」
「・・・そんなに表情に出てました、私?」
「いや、けど何かそんな雰囲気というか、オーラが出てたと言うか。
それってバレバレと言う事だろうか。
「まぁ、嬉しいし、楽しんでるのは確かですよ。」
貴方と二人きりですから、とまでは流石に恥ずかしくて言えない。
・・・けれど
「そっか、じゃあ来た甲斐はあったかな。」
と、これまた嬉しそうに、けどちょっとズレた解釈をしてくれたこの人に
「それより先に進まないとお昼になっちゃいますよ。」
「おい、危ないから急に押すなって・・・うわっ、わっ!」
「ほらほら、しっかりしてくださいねー。」
「判った、判ったからそんなにひっつくなってば!」
軽くじゃれつく位は多分許される行為だろう、うん。
そうしてまた暫くじゃれ合いながら先を進む、その間に日は中天に上り、要するにお昼時。
何処か食べるのに丁度良い場所は無いかなー、とうろうろしていると開けた場所に出た。
・・・これは、凄い。
「へぇ・・・凄いな、ここは特に。」
統夜も同じ思いだったらしく、感嘆の声が漏れる。
目の前に広がるのは湖、周囲は紅葉の木々に囲まれ色鮮やかに景色を飾る。
私達が居る所は丁度丘のようになっており、そこから湖を一望出来てそれは素晴らしい眺めだった。
「綺麗・・・それに、凄く静か。」
「だな、飯食うのにも丁度良さそうだ。」
「・・・もう、統夜。雰囲気台無し。」
「・・・悪い。」
ともあれ動いた分お腹が減ったのも確か。
それぞれ荷物からお弁当箱を取り出してお昼ご飯タイム。
「「いただきます」」
見晴らしの良い場所に陣取りいただきます。
このお弁当は今朝、二人で作った物で出来は中々の物だと思う。
統夜の作った春巻きが美味しい、いやカティアの唐揚げも中々、と話ながらもぐもぐ頬張る。
「そう言えば、テニアとメルアは大丈夫かな・・・」
「大丈夫だろ、あれで結構しっかりしてるし。」
いえ、心配なのはお弁当の量の事です。
特にテニアの。あの子、良く動く分良く食べるからなぁ。
等と本人が聞いたら抗議をしそうな事を考えた所で
ふと周囲を見渡す・・・誰もいない、二人きり。
念の為、もう一度よーく周囲を見渡す。
うん、誰も居ない。二人きり。
・・・これは、チャンスかもしれない。
「統夜、ちょっと良いですか?」
―――
天気は良いし、空気も景色諸々も良いし。
これでカティアと作った昼飯が美味くならない筈がない。
と、言う事で箸も進む。
しかし良い天気だなぁ、ホントに11月か?と思って空を見やり、
ついでと言う訳ではないけどカティアを見ると急にきょろきょろ周囲に視線を回し始めた。
と、次には何か思いついたような表情をしたかと思うと
「統夜、ちょっと良いですか?」
と聞いてきた。
どうした、と返事をする間もなく弁当箱を奪われる。
「カティア、どうし・・・」
「はい、あーん」
・・・絶句、思考、現状把握、そして赤面。
ちらり、とカティアを見るとにこにこ、と柔らかい笑みを浮かべてる。
多分、退路だとか、拒否って言う選択肢だとかは存在しないんだろう。
それでもささやかな抵抗を試みる・・・が
「えーと、カティア。」
「・・・食べないんですか?」
しょんぼりとした上目遣いに撃沈でした。
「わかったよ、もう・・・あ、あーん」
「はい、召し上がれ。」
もぐもぐと卵焼きを噛み締める、嬉しいような恥ずかしいような。
まぁ、これで勘弁してくれるだろうと思いきや
「まだまだありますよー」
箸を再びひょい、と差し出すカティア。
どうやら一回じゃ終わらないらしいです、助けて。
結局半分くらい弁当を食べさせて貰う事になったのだった。
カティアが楽しそうなのは構わないんだけどさ。
・・・このままでは終わらんよ、くそぅ。
―――
「あ、後は自分で食べるから。」
半分ほど食べさせてあげた所で統夜が声を上げた。
むぅ、残念だけど仕方ない。またいずれ機会がありますように。
けど、赤面した統夜ってちょっとカワイイかもしれない。
さて、では自分の分を・・・と思ったら
ひょい、と統夜が弁当箱を取ってしまう。
え、もしかして、なんて考えていると
「カティア、お返し・・・あーん。」
と、予想外の嬉しい出来事が起こったのでした。
晴天の中、結局"あーん"で食事を済ませた二人。
少年は半ばヤケ気味だったかもしれないが、それもまた平和な光景である。
そんな光景を見守っていたのは空に輝く太陽と、周囲を彩る紅葉の木々。
尚、それに紛れて親友を見守る
「うわぁ・・・何かラブラブって感じ。
カティアがにへらー、って笑ってるのはじめて見たかも。」
「ラブラブと言うより、ただのバカップルだと思うな。」
「メルア、アンタ結構言うね。」
「でも、テニアちゃんもそう思いません?」
「・・・まぁ、確かに。」
紅葉色の髪を持った、二人の少女が居たとか、居なかったとか。
―――
後書き
最後で力尽きました(挨拶
一応持って帰ったキノコがあーだこーだネタはあるのですが、
まだまとまりきらないのでここで公開してみるの図。
まとまれば後編的な扱いでのっけると思います、多分。
「紅葉が綺麗ですね・・・」
「そうだな、これは凄いや。」
見渡す限りの紅葉、山々が赤に黄色に、鮮やかに彩られている。
俺達は連休を利用して、キノコ狩りに来たのだった。
「へぇ、なんかアタシ達の髪の色みたい。」
「テニアちゃんは赤で、私が黄色かな。」
テニアとメルアも直に紅葉を見るのは始めて、結構はしゃいでいる様子。
うん、最初は高校生が紅葉鑑賞兼ねてキノコ狩りってどうよ、と思ったけど
これなら多分大丈夫そうだな。
「それよりさー、マツタケって採れるかな。」
「テニアちゃん、それは無理があるんじゃないかな・・・」
「テニアらしいと言えばテニアらしいわね。」
「むぅ、なにさ。もし採れるんならそう言うの欲しいじゃない。」
「ははは、まぁテニアの言う事も一理あるけど。」
あーだこーだと騒ぎながら目的地に到着。
係のおじさんに一通り説明を受ける。
「・・・と、言う事です。
毒キノコが混ざってると大変なので、採ったキノコはちゃんと私らに見せるようにして下さい。」
他に質問はありますか、と問われると元気よく伸びる手一つ。
「はいはい!マツタケは採れますか!」
・・・恥ずかしくて顔から火が出そうです。
横を見るとカティアも呆れ顔、メルアは溜息をついていた。
が、おじさんは呆れる素振り一つ見せず
「はっはっは、ええ、松茸も採れますよ。
中々見つけるのは難しいけどね、お嬢ちゃん達はかわいいから
マツタケの方から寄ってくるかもしれんね。」
「ホントですか、よーしアタシ頑張る!」
まぁ、元気なのは良い事だよな。
そんなこんなで散策開始、えーとコースはっと・・・
「よーし、行くよメルア!目指せマツタケ!」
「テニアちゃーん、待ってくださーい!」
「え?」
「ちょっと、二人共!」
・・・行ってしまった。
げ、元気なのは良い事だよなぁ?
「何だかやたら張り切ってるな。」
「もう、仕方ないなぁ・・・私達も行きましょう。
あの子達、迷わないと良いんだけど。」
「一応コースみたいなのもあるから大丈夫だと思うけどね。」
意図せずしてというか何というか、二手に別れて散策開始。
・・・結果的にカティアと二人きりになれた訳だし、それなりに頑張るとしよう。
二人が出発して、数分後。
ガサゴソ「・・・テニアちゃん、二人共行きました?」
ガサガサ「うん、行ったよ。」
草陰から現れたのは先行した筈のテニアとメルア。
「あのくらいしないと一緒に行くつもりだったろうしね。」
「二人らしいと言えばらしいんですけど・・・そんなに気を使ってくれなくて良いのに。」
「気を使うっていうか、二人きりになるとかそこまで気が回らないだけだと思うよ、アタシ。」
「・・・そうですね。」
はぁー、と同時に溜息一つ・・・とそこで
「あれ?テニアちゃん、背中に何かつい、て・・・・る・・・・」
「え?何々?」
テニアの背中に付いていたのは、節足動物門鋏角亜門クモ綱クモ目(真性クモ目)に属する動物。
要するに蜘蛛である、その蜘蛛が
こんにちわ、ボク蜘蛛のくもっくです。
と、挨拶したかどうかは知らないが
「「―――――!?!??!!!」」
返事の変わりに二人の悲鳴が上がった事だけは確かである。
「なぁ、今何か悲鳴みたいなの聞こえなかったか?」
「ううん、私は何も・・・気のせいじゃないですか?」
「かなぁ。」
統夜と二人で散策中、意外とキノコも採れて順調順調。
「カティア、そこ段差だから気をつけて。」
「はい。」
統夜は歩調をこちらに合わせて転んだりしないように気を使ってくれている。
暫くサクサク、と二人で落ち葉を踏みしめる音だけが響き渡る。
・・・やっぱり、二人っきりって良いな。
前を歩く統夜の背中を見ながらそう思う。
何かをされたり、逆に何かをしたりするつもりもないけれど。
それでも二人きり、というのはそれだけで嬉しい物なのだ。
・・・もしかして、テニアとメルアに気を使われたのかな。
「何か機嫌良さそうだな。」
「え?」
と、そこまで思い至った所で統夜から声が掛かる。
「何か嬉しそうと言うか、楽しそうだったから。」
「・・・そんなに表情に出てました、私?」
「いや、けど何かそんな雰囲気というか、オーラが出てたと言うか。
それってバレバレと言う事だろうか。
「まぁ、嬉しいし、楽しんでるのは確かですよ。」
貴方と二人きりですから、とまでは流石に恥ずかしくて言えない。
・・・けれど
「そっか、じゃあ来た甲斐はあったかな。」
と、これまた嬉しそうに、けどちょっとズレた解釈をしてくれたこの人に
「それより先に進まないとお昼になっちゃいますよ。」
「おい、危ないから急に押すなって・・・うわっ、わっ!」
「ほらほら、しっかりしてくださいねー。」
「判った、判ったからそんなにひっつくなってば!」
軽くじゃれつく位は多分許される行為だろう、うん。
そうしてまた暫くじゃれ合いながら先を進む、その間に日は中天に上り、要するにお昼時。
何処か食べるのに丁度良い場所は無いかなー、とうろうろしていると開けた場所に出た。
・・・これは、凄い。
「へぇ・・・凄いな、ここは特に。」
統夜も同じ思いだったらしく、感嘆の声が漏れる。
目の前に広がるのは湖、周囲は紅葉の木々に囲まれ色鮮やかに景色を飾る。
私達が居る所は丁度丘のようになっており、そこから湖を一望出来てそれは素晴らしい眺めだった。
「綺麗・・・それに、凄く静か。」
「だな、飯食うのにも丁度良さそうだ。」
「・・・もう、統夜。雰囲気台無し。」
「・・・悪い。」
ともあれ動いた分お腹が減ったのも確か。
それぞれ荷物からお弁当箱を取り出してお昼ご飯タイム。
「「いただきます」」
見晴らしの良い場所に陣取りいただきます。
このお弁当は今朝、二人で作った物で出来は中々の物だと思う。
統夜の作った春巻きが美味しい、いやカティアの唐揚げも中々、と話ながらもぐもぐ頬張る。
「そう言えば、テニアとメルアは大丈夫かな・・・」
「大丈夫だろ、あれで結構しっかりしてるし。」
いえ、心配なのはお弁当の量の事です。
特にテニアの。あの子、良く動く分良く食べるからなぁ。
等と本人が聞いたら抗議をしそうな事を考えた所で
ふと周囲を見渡す・・・誰もいない、二人きり。
念の為、もう一度よーく周囲を見渡す。
うん、誰も居ない。二人きり。
・・・これは、チャンスかもしれない。
「統夜、ちょっと良いですか?」
―――
天気は良いし、空気も景色諸々も良いし。
これでカティアと作った昼飯が美味くならない筈がない。
と、言う事で箸も進む。
しかし良い天気だなぁ、ホントに11月か?と思って空を見やり、
ついでと言う訳ではないけどカティアを見ると急にきょろきょろ周囲に視線を回し始めた。
と、次には何か思いついたような表情をしたかと思うと
「統夜、ちょっと良いですか?」
と聞いてきた。
どうした、と返事をする間もなく弁当箱を奪われる。
「カティア、どうし・・・」
「はい、あーん」
・・・絶句、思考、現状把握、そして赤面。
ちらり、とカティアを見るとにこにこ、と柔らかい笑みを浮かべてる。
多分、退路だとか、拒否って言う選択肢だとかは存在しないんだろう。
それでもささやかな抵抗を試みる・・・が
「えーと、カティア。」
「・・・食べないんですか?」
しょんぼりとした上目遣いに撃沈でした。
「わかったよ、もう・・・あ、あーん」
「はい、召し上がれ。」
もぐもぐと卵焼きを噛み締める、嬉しいような恥ずかしいような。
まぁ、これで勘弁してくれるだろうと思いきや
「まだまだありますよー」
箸を再びひょい、と差し出すカティア。
どうやら一回じゃ終わらないらしいです、助けて。
結局半分くらい弁当を食べさせて貰う事になったのだった。
カティアが楽しそうなのは構わないんだけどさ。
・・・このままでは終わらんよ、くそぅ。
―――
「あ、後は自分で食べるから。」
半分ほど食べさせてあげた所で統夜が声を上げた。
むぅ、残念だけど仕方ない。またいずれ機会がありますように。
けど、赤面した統夜ってちょっとカワイイかもしれない。
さて、では自分の分を・・・と思ったら
ひょい、と統夜が弁当箱を取ってしまう。
え、もしかして、なんて考えていると
「カティア、お返し・・・あーん。」
と、予想外の嬉しい出来事が起こったのでした。
晴天の中、結局"あーん"で食事を済ませた二人。
少年は半ばヤケ気味だったかもしれないが、それもまた平和な光景である。
そんな光景を見守っていたのは空に輝く太陽と、周囲を彩る紅葉の木々。
尚、それに紛れて親友を見守る
「うわぁ・・・何かラブラブって感じ。
カティアがにへらー、って笑ってるのはじめて見たかも。」
「ラブラブと言うより、ただのバカップルだと思うな。」
「メルア、アンタ結構言うね。」
「でも、テニアちゃんもそう思いません?」
「・・・まぁ、確かに。」
紅葉色の髪を持った、二人の少女が居たとか、居なかったとか。
―――
後書き
最後で力尽きました(挨拶
一応持って帰ったキノコがあーだこーだネタはあるのですが、
まだまとまりきらないのでここで公開してみるの図。
まとまれば後編的な扱いでのっけると思います、多分。
by osomatusan
| 2006-11-15 20:26
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